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アニメ『ラブライブ!スーパースター!!』5話感想 -サニパ、襲来-

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第5話「パッションアイランド」の感想です。なかなか情報量が多く、前回の予想も当たったり外れたり。あと幼馴染はちゃんと話し合おう。前回の感想はこちら↓

tenshi-shitsuzi.hatenablog.com

エヴァをパロってますが、やってみたかっただけで内容全然知らないです、ほんとごめんなさい。そのうち観ます。

ざっくりあらすじ

①澁谷かのん、唐可可が建てた同好会に平安名すみれも加入した。一方、嵐千砂都はダンスの大会への出場を推され、夏休み中は行動を分かつことを表明。
②かのんのカフェにサニーパッションの2人が現れ、地元神津島で踊ってほしいと提案。千砂都は2人に「(3人では)『ラブライブ!』優勝は難しい」と言われる。
③千砂都は東京に残り、3人は神津島で楽しい1日を満喫する。かのんはその中で「自分たちと千砂都」をテーマに作詞しようとするが、歌詞が浮かばない。
④可可から改めて千砂都をスクールアイドルに勧誘しようとの提案。しかし東京でダンスを練習する彼女の鞄には退学届が入っていた――。

浮かばぬ、歌詞(かのん)

-THE LYRICS-

前回、センターとしての自分を確立したかのんちゃんですが、サニパに神津島でのライブに参加してほしいと提案されて快諾するほどの自信をつけていました。やはり我らがセンターは頼りになります。ところでグループ名はどうするつもりなのでしょうか。すみれちゃんも入れると「クースーカー」とか?

一方、高所恐怖症という新たな弱点も判明。完全に絶望目になっていました。人前も苦手、お化けも苦手、高い場所も苦手と一通り揃えています。海洋恐怖症だったらアウトだったぞ。

また、可可ちゃんとすみれちゃんがベッド独占権を奪い合っている間にしれっとベッドを独占するしたたかさも披露。お子さんと一緒に観ている保護者の方々、「漁夫の利」を教えるいい機会です。『ラブライブ!』は教育番組です。

さて、かのんちゃんはものすごい体幹の持ち主らしく、揺れる船や砂の上でY字バランスをしながら歌詞を考えます。「自分たちと千砂都ちゃん」をテーマに作詞しようと試みますが、歌詞が思い浮かばず悩んでいます。どうやら千砂都ちゃんの立ち位置に迷いというか疑問というかを感じているようで、「ちーちゃんって何なんだろう?」という素朴な疑問を幼馴染に対して初めて抱いたのです。スクールアイドルでもなくコーチでもない、彼女は誰か……。詳しくは次項にて。ところで前回までの記事で千砂都ちゃんの立ち位置を「コーチ」と表していたこと、深く深く謝罪申し上げます。

四人目の資格者(千砂都)

-FOURTH MENBER-

いや今回はちーちゃんに感情振り回されましたよ本当。

前回、ダンスに集中するべくスクールアイドルへの誘いを断った彼女は、遂に夏休みに開催される都大会への出場を推されました。しかしその場では返事を保留。やはり迷いがあるのでしょうか。

サニパからライブ参加の提案をされた際、かのんちゃんが意見を訊いたときには少し曖昧な返事でした。もしかしたら、自分がスクドル部の一員でないのに意見を求められて困惑したのかもしれません。

ダンスを教えることを引き受けて以降、メニューは千砂都ちゃんが作っていた模様。しかもその完成度も高いようです。かのんちゃんにダンスのことを誉められたときはかなり照れていた一方、「ここで待ってて」と言われて寂しげな表情も見せました。猛暑の中置いてかれたってのもあっただろうけど。自分一人が「違う」のはけっこう精神的にきそうです。

その後、サニパを直撃。今のかのんたちの実力がどこまで通用するか訊くと、「このままでは『ラブライブ!』に勝つは厳しい」「ダンスは自分たちで動いている感じがせず力強さを感じない」と指摘されます。これは明らかにスクドルでない千砂都ちゃんに頼っているからでしょう。さらに「千砂都ちゃんがメンバーなら話は変わる」ということも言われました。ここでかなり揺れ、ダンスをとるか、アイドルをとるかというジレンマに陥ったと考えられます。日程が被ったことも大きそうです。

結論は神津島のライブに同伴せず(=かのんちゃんたちを直接は助けず)、夏休み中も行動を別にすること。ダンスを選んだともとれますが、スクドル部のために、自分に依存しないでほしいという動機もあったでしょう。というわけで前回の予想は当たり、神津島にはついてきませんでしたバンザイ、などと言っている場合ではない。練習メニューや降り付けを渡していることから、完全に離れきれてはいないようです。

千砂都ちゃんがダンスにこだわる理由は、幼馴染であるかのんちゃんとの記憶の中にありました。「かのんちゃんができないことをできるようになる」という約束。「大好きな、夢中になれるものを自分ももてるように」という願い。だからこそ、簡単にスクールアイドルの活動に足を踏み入れたくないのでした。かのんちゃんと違うことをすることに意味があるのです。

そしてその約束の場所が、前回クーカーが歌ったステージなのでした。うん、それはズルいや。2人のステージを見て泣きそうな顔をしていたから私も泣きそうだったのに、そこにさらに泣ける要素追加されちゃったらもう号泣よ。

かのんちゃんが千砂都ちゃんを勧誘しない理由も分かりましたが、しかし、可可ちゃんが誘って無理でもかのんちゃんならあるいは……と考えてしまいます。

最後の最後、サニパだのくぅすみだので浮かれていた視聴者の心をバキバキに折ったのが退学届でした。これについてはいくつか説がありますが、なんとなくありえそうなのは「音楽科を脱退し普通科に再入学」という考察です。しかしずいぶん二度手間だし、最近できたばかりの学校なら転科システムくらい備わっていそうです。また、ダンスに集中すると決めていながら普通科を目指すというのも妙な話ではあります。

そこで考えられるのは背水の陣説。つまり、都大会で成功できなければ退学するという覚悟(そこまででないにしても、やる気を出すためのけじめ)としての退学届である可能性があります。だとしたら相当追い込まれていそうですが……。

トドメの千砂都ちゃんソロ『未来は風のように』……! 泣かせに来るなよ!

語りそびれていましたが、前回使っていた「うぃっすーコール」は4人バージョンで再登場しました。ここで気になるのは、指の形がどんどん星に近付いていること。つまり千砂都ちゃんの「うぃっすー」がエンディングラストの円陣に繫がるという可能性が示唆されているわけですが……果たして?

推し、海のむこうに

-Keke Ⅰ-

可可ちゃんの項とすみれちゃんの項はくぅすみ激推しオタクと化すので不快な方は読み飛ばすかブラウザバック推奨です。今回はほんっっっと公式がガンガンくぅすみ仕掛けてきたという印象です。供給が急に多いんですよ公式さんいいぞもっとやれ。

前回少々険悪だった2人ですが、今回もそれは継続。大会「ラブライブ!」をアマチュアだと煽るすみれちゃんに対し「グソクムシ(ショウビジネスの世界に生きてきたの)デスかぁ?」と煽り返す可可ちゃん、挙句熱中症で倒れるオチ。さっきまでケンカしていたすみれちゃんに団扇であおがれていましたが、それでいいのか。そしてなにげ団扇もパンダ柄というこだわりっぷり。しかも可可ちゃんをあおぐ係をじゃんけんで決めるという謎ルールが成立していた。

かのんちゃんのカフェではパステルカラーのシャレオツかき氷を食べて「くぅー!」と鳴いていました。練習場所にすみれちゃんの神社の話が出ると「猫の額のような狭さでもいいですよ!」とまた煽りにいきます。懲りない。可愛い。

そこで突如サニパとエンカウント。中国語ですみれちゃんに「頬つねれ」と指示し、冷たさで感覚ミスって夢と誤認。推しに遭遇すると固まってしまう人と早口で興奮してしまうタイプがいますが、可可ちゃんは完全に後者ですね。なぜかかき氷を差し出しながらダイナミック自己紹介を行ってダイナミックチョップを食らいました。

さらにサニパが練習場所を探していると知るや否やすみれちゃんに「神社に案内しろ」とすごい勢いで詰め寄り、あのすみれちゃんを引かせてみせました。そしてわざわざ家からサニパの絵とメンバーカラーのブレードを持参。立派なオタクであります。絵を背負って走って結局バテたりと、もうなんか乱高下。命に変えてもbotと化すなど、語ればキリがありません。

船酔いするという体質も発覚。フィジカル面のステータスがとことん死んでいるようです。寝言まで「くぅくぅ」で可愛いったら可愛いんだから!

3人いるのにベッドは2つ、何も起こらないはずがなく……(いや何か起こったら問題なんだけれども)。ベッド独占権を巡ってすみれちゃんと指相撲勝負。母直伝の指相撲スキルに自信があったにも関わらず耳フーッ→「いやん」であっけなく敗北。可可ちゃんは耳が弱いフレンズなんだね!しかしこのシーン、本当にNHK19時から流してよかったんだろうか……。いや、水着もお風呂もやったし今更か。

それよりも、放送前から気になっていた頬キスを回避ッ……! これは素晴らしい。軽はずみに百合を成立させてはいけませんからね!ペカー

可可ちゃんは左に壁が無いと寝られないという新情報公開。なるほど、確かに今までの睡眠シーンでも必ず左に何かしらあった段ボールとか木だったのはおいといて。あのあとちゃんと眠れたのでしょうか。

不運、指、重ねて(すみれ)

-Both of You, Thumb Wrest Like You Want to Get the Bed!-

いじられキャラとツッコミキャラと不運キャラを全て可可ちゃん関連で導入してしまったギャラクシー☆少女はこちらです。あとところどころでちゃんと手が「ギャラクシー☆」になっていて細かいと思いました。

グソクムシ煽りを受けて怒ったり、じゃんけんに弱かったり帽子が吹き飛んだり、サニパを前にポンコツ化する可可ちゃんにツッコミを入れるなどしておりますが、だいたい可可ちゃんとの絡みだったりします。ツッコミの方法は「叩く」一択!

一方、可可ちゃんと追っかけっこばかりしているわけではなく、可可ちゃんが体調不良だとなんやかんや心配するという優しさももっています。ちょっと突き放した感じで心配してるのめっちゃ好きです。刺さります。

ベッド奪取バトルではおみくじを取り出しましたが、どこから出したんだ。指相撲では卑怯な手で勝って「ギャラクシー☆」したものの、かのんちゃんが先に不戦勝したため結局2人で同じベッドでした。2人の間におみくじあったの、まさか仕切りのつもりなんだろうか……何それ可愛い……。これからのくぅすみにも期待です。

コウヅダイバー(サニパ)

-ISLAND DIVER-

本格的に侵攻してきましたね、サニパ! 可可ちゃんの提案で神津島に行くとか、サニパ側から誘ってくるとか予想していましたが、まさか上京してくるとは思いませんでした。しかもほぼ荷物持ってなかったような。

今まで「立ちはだかる壁」としての存在でしたが、今回は友達というには近く先輩ともまた違った……喩えて言うなら「年に一度くらい会う、ちょっと上のいとこ」みたいな距離感に見えました。

悠奈ちゃんはギザ歯、摩央さんは落ち着いた声がけっこう刺さります。あと悠奈ちゃんは「パー!」が決めゼリフで、両手を合わせたポーズもある模様。

余談ですが、サニパ以外にもちょくちょく他のスクールアイドルが写っていますが、彼女たちにも出番はあるのでしょうか。キャラデザはかなりしっかり決まっているので気になるところです。

静止した出番の中で(恋)

-The Day Ren Hazuki is Absence-

全国の恋推しの皆さん、息してますか? 今回の恋ちゃん、出番は少ないだろうと予想はしていましたが、まさか影も形も無いとは思いませんでした。そりゃ「リエラの歌」には出ていましたが、あれNHK限定ですからねー!

そうなるともう語ることが無いです。しかも次回も出番が多くなる気配は見えません。すみれ推しが報われないと思いきや、恋推しが苦しむという展開を見せる今作、早く救済を……! しかし非情にも6話は1週間延長である。

どうなる次回

ちーちゃんと話し合ってーーー!(絶叫) 喧嘩でも何でもいいから! 退学届に不穏な気配しか感じないから! かのん早く東京に帰ってこーい! 現場からは以上です。しかし予告を見る限り、帰って来る気配は無さそうである。
もし千砂都ちゃんの問題を解決した場合、加入も有り得るのでしょうか。その場合、前回の加入時期予想が大きく外れることになるのである意味期待です。

ところで余談ですが、今回から一身上の都合により画像挿入と文字着色の作業を省略しました。色々理由はありますがざっくり言うと時間が無いですハイ。じゃあエヴァなんてやるなよって話ですが。次回以降も編集が簡易的になる、もしくは記事自体建てられない可能性がありますので予めご了承くださいませ。

次回の感想はこちら↓

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