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リトルナイトメアⅢ発売決定!PVなど考察

リトルナイトメアⅢ発売決定。おめでとうございます!
公式の情報などからリトルナイトメアⅢは「無い」という説が濃厚だっただけに、今回の発表はとっっっても嬉しいです。発売は2024年と目の前。悪夢に飛び込む準備はできていますか、little ones子どもたち

⚠️この記事はリトルナイトメア、リトルナイトメアⅡのネタバレを一部含みます。

2人の主人公

アローン(左)とロゥ(右)

イメージビジュアルの中心にも写っていますが、今回の主人公は2人。シックスとモノではない、新たな子どもです。
ロゥ(Low)はいわゆるペスト医師のようなマスクとマントが特徴的な子どもです。ボサボサの黒髪または茶髪です。弓矢を持っています。
アローン(Alone)は飛行機の操縦士風のマスクと緑の服を着た子ども。マスクからはオレンジの毛が出ています。また、背中にレンチを背負っています。

最初のPVでは2人が弓矢やレンチといった道具を使うシーンはありませんでした。どのように使うのかが気になるところです。弓矢は一見攻撃手段にも見えますが、大きな敵に対して直接当てても効果は無さそうです。敵の頭上にある物を落とすなどはできるかもしれませんね。

また、今作はなんとオンラインプレイに対応。詳細は未発表ですが、2人でさらに高度な連携をすることができそうです。ソロプレイでは前作のシックス同様、AIが片方を動かすようです。PVを見る限り、アローンがAI枠かな。

現時点で気になるのは、ロゥのマスクがペスト医師を連想させる点です。ペストとは致死率の高い感染症で、患者の肌が黒くなることから、別名黒死病。ペスト医師はその感染を防ぐため、香辛料を詰めた鳥型のマスクを着けていました。
このことからリトルナイトメアⅢの世界では何らかの病気(しかも感染症)が流行しているのではないかと推測できます。そんな突飛な……と思われるかもしれませんが、無印リトルナイトメアではシックスが病気を媒介していたという考察が一定数あります。

2人の名前にも要注目です。Lowは「低い」Aloneは「孤独」。特に2人いるにもかかわらずAlone孤独というのは……Ⅱのエンディングのことも考慮すると、この2人の行く先に幸福があるとは、残念ながら考えにくいでしょう。
また、シックスやモノと異なり、数字に関係していないというのも気になるところです。今までは7つの大罪と絡めた考察が主流でしたが、今回は関係なさそうです。

舞台は「どこでもない場所」?

今作の舞台についてもいくつか情報が解禁されています。

まず、公式Twitterなどで頻繁に「Nowhere」という単語が使われています。これは「どこでもない場所」「存在しない場所」という意味です。「welcome back to the Nowhere」という使い方がされているところを見るに、リトルナイトメアⅢの世界そのもののことを指しているような気がします。

また、「螺旋(Spiral)」という場所も存在するようですが、現時点でこれに関する情報は全くの皆無です。

物語の始まりは荒涼とした砂漠と遺跡の「ネクロポリス(Necropolis)」です。ネクロポリスというのは集団墓地のことで、語源は「死の街」だそうで、ずいぶん意味深。
ネクロポリスには無限のエネルギーと死があると書かれています。今は誰もいないゴーストタウンであり、住民(Dwellers)はいなくなってしまったようです。「Dwellers」という単語が強調されているのが気になりますが、死体となった住民が敵となって襲ってきたりするのでしょうか。
ちなみに無限のエネルギーというのは、ネクロポリス風力発電のような技術があったことを指しているようです。他にも「帆」という表現があったので、かつて使われていた砂上ヨットのようなものが沈んでいるのかもしれません。
砂が多い土地、しかも風が吹いているということで、コミック版に登場した北風(The North Wind)を思い出した方もいるでしょう。敵として登場したら嬉しいところです。北風は鳥と共に現れる、または鳥の姿になる描写があり、PV内でカラスが目立っていたことと関連付けられます。

このネクロポリスについて先ほどのNowhereと併せてみると、「人々がいなくなり忘れられてしまった結果、存在しないのも同然になった世界」というのがリトルナイトメアⅢの世界観なのかもしれません。Ⅱのペイルシティもそんな趣がありましたね。

襲い来る敵

最初のPVで確認できた敵は早くも数種類います。

無印のゲストのような敵です。というかゲストなのかもしれません。彼らがいる場所は、メインビジュアルに映っていた観覧車から、遊園地であると思われます。
無印のゲストは食事に、Ⅱの視聴者はテレビに引き付けられていたことを考えると、彼らは遊園地のコンテンツに惹かれているのかもしれません。しかし、本能に直結する食事や、依存性の高いテレビと比べて、遊園地はさほど依存性をもっていないように思われます。遊園地では普通でないことが行われていそうです。

排水溝のような穴から出てきた手。Ⅱの患者の腕は分離して独自に動いていましたが、関連性はまだ分からないままです。

少し見えにくいですが、赤い液体の中に黒い虫のようなものが大量にいます。どうやら光が苦手なようです。ソケット取るために虫の海に入ることを余儀なくされる展開が見える見える。

そして何より、最初のPVの大目玉はこちら。

デカすぎんだろ…

リトルナイトメアⅢ最初の敵であるモンスターベビー(Monster Baby)さんです。目を引くのはリトルナイトメア世界の住民の中でも一際巨大な体。そして潰れた左目と、光を出す右目。その光に当たってしまうとどうなるのかというと、

右手前に注目。

右手前に、固まったまま動かない人がいます。恐らく無印に出てきた目の監視装置のように、光に当たると石化してしまうのでしょう。この石化した人はネクロポリスの住民かもしれません。ともかく、私たちはこの巨大な赤ん坊とかくれんぼをしなければならないようです。
ちなみにネクロポリスにはモンスターベビー以外の敵がいるようです。それが上に挙げた3種類の敵なのか、北風なのか、はたまた未知の存在なのか……続報が楽しみです。

さて、モンスターベビーはリトルナイトメアの敵の中でもかなり異質です。まず名前が管理人や先生など役職の名前ではないという点で珍しいです。同じような名前はノッポ男(Thin Man)くらいしかありません。そのため、何かしらの組織に所属するような存在ではないと思われます。
次に、先述した通りかなり巨大で、しかも目から光を放ちます。光に当たると石化する可能性もあり、全体的に生物として不自然です。
そこでこのような考察ができます。モンスターベビーは機械なのではないか。そしてネクロポリスにある「無限のエネルギー」によって今も動き続けているのではないか? モンスターベビーが「侵入者を」許さないという記述があるため、ネクロポリスの住民が街の守護者として作ったが暴走してしまい、住民を全滅させた。割と辻褄が合うと思います。
一方でモンスターベビーの記述に「her」とあり、女の子であると分かっています。うめき声をあげていることもあって、機械でない可能性も十分あります。

鏡の謎

無印の悪夢はレディ、Ⅱの悪夢は扉でしたが、恐らく今回の悪夢はこの鏡です。割れているのと、謎の煙をまとっているのが印象的です。レディや扉と同様、ラスボスに関わるものと見てよいでしょう。メインビジュアルの中央にも位置していますが、Ⅱのメインビジュアルの同じ位置にはラスボスであるノッポ男がいましたからね。

また、Ⅱのテレビのように、鏡でワープするシーンもありました。Ⅱではモノがテレビで移動しており、その能力はノッポ男ももっていました。Ⅲのラスボスが鏡に関連している可能性がかなり濃厚です。

鏡と言えば、思い出されるのは無印のラスボスであるレディ。彼女は鏡の光を弱点としていました。しかし彼女がまたボスとして現れる可能性は低そうです。……リトルナイトメアの考察をたしなむ皆様なら、「鏡」と聞いてレディよりも先に思い出す存在がいますよね?


それはコミック版に登場した、ミラーモンスター(The Mirror Monster)です。鏡に映る謎の存在で、頭の代わりに触手が生えています。鏡を見た者に理想の自分を見せて魅了し、触手で鏡の中に引きずり込みます。コミック内ではミラーモンスターの鏡の1つが割られており、PV内の鏡とも一致します。今作のラスボス候補の筆頭と言えるでしょう。


メインビジュアルの鏡上部を拡大したものです。下の方に、肩のような形が見えます。そして上にいくに従って広がっていく形は、まさにミラーモンスターの触手の形と一致しているのです。

「The Sounds of Nightmares」について

公式から「The Sounds of Nightmares」という、音で聴くタイプのオリジナルストーリーが公開されています。Nooneという少女とカウンセラーに関する物語のようです。
それぞれ20~30分あるという豪華っぷりで、考察のいい材料になりそうなものなのですが、もちろん全部英語です(正確には4言語で公開されていますが、見事に日本語はありません)。リスニングなんて共通テスト以来ですよ~……。というわけでこの内容を把握するにはもうしばらくかかりそうです。今しばらくお待ちください。

おわりに

新たな情報が公開され次第、内容を追記していきますので、発売までどうぞお付き合いいただければと思います。「ここ間違ってるよ」「こんな考察もあるんじゃない?」などありましたら、是非コメントにお書きください。面白い考察については本文で紹介させていただくかもしれません。

無印やⅡについても考察しています。もう2年前ってマジか。もしよかったら覗いていってください。

tenshi-shitsuzi.hatenablog.com

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それでは、よい悪夢を。