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アニメ『ラブライブ!スーパースター!!』3話感想 -小さな星々-

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第3話「クーカー」の感想です。前回の記事はこちら↓

tenshi-shitsuzi.hatenablog.com

ざっくりあらすじ

澁谷かのんは大会を目前にして再び歌えなくなってしまう。唐可可嵐千砂都が協力するもうまくいかない。
②可可はかのんに歌うことを無理強いしない方針を決定。そんな中、可可の憧れのグループ・サニーパッションの大会参加が決まる。
③自分がいると可可の夢が叶わないというかのんに対し、かのんと一緒のステージに上がることも夢であると返す可可。かのんは歌うことを決意。
④大会当日、2人が舞台に立ったとき、平安名すみれがやらかして照明が落ちる。しかし可可が考案したブレードの光がともる。照明の回復と共に2人は歌い、1位を逃したものの新人特別賞を獲得する。

「歌えない」かのんちゃん

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前回の最後に、可可ちゃんの前で歌おうとしたかのんちゃんですが、ここに来て「歌えない」事態が発生。うーん、やはりそう簡単には克服できないか......。しかも、舞台上または人前という条件を満たしていないので、むしろ悪化の様相を呈しています。恋ちゃんに「やめとけバーロー(悪意ある意訳)」と言われて言い返さなかったところを見ても、そうとうショックだったようです。

大会のプレッシャーがそうさせると分析した千砂都が提案したのは、人に見られることが多く応用力を求められるたこ焼き屋をやる作戦。これで歌えるようになるか......「案の定失敗!(カイジっぽく)」しかし、たこ焼き自体は上手く焼けている模様。スペック高すぎないか......? あと、最初にノリノリでいらっしゃいませなかのんちゃん可愛い。

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続いて可可ちゃんが提案したのは、可愛い衣装を着よう作戦。これで歌えるようになるか......「案の定失敗!」けっこうボーイッシュな服が好きそうなかのんちゃんですが、可愛らしい服もちゃんと似合うじゃん。可可ちゃん推しと言いながらかのんちゃんも好きなのでそれこそ「たまんねー!」でしたね。そして写真を撮られてノリノリになってからの「消して(ドス声)」は笑った。

色々と試してみても歌えないかのんちゃん。これで歌えるなら今まで苦労しなかったという正論をぶちかまします。可可ちゃんはかのんちゃんに歌うことを強制しないことにしました。

練習を続ける中、大会のステージを前に目を輝かせるかのんちゃん。舞台への憧れが無いわけではなく......でも一方ではやっぱり「私がいなかったら、可可ちゃんもっと楽だっただろうな」なのでした。

野球で言うところの強豪校、サニパの出場が決定すると気分はいよいよ深刻に。一度目(1話)の涙の理由は自分にがっかりしたくないから。そして二度目の涙の理由は、自分が足を引っ張ってしまうという申し訳なさから。健気な子だよ本当に......!

そんなかのんちゃんに、可可ちゃんは「かのんさんと一緒にステージに立つことも夢の一つ」と言います。共に舞台に立つことを嬉しいと思ってくれる人がいる......そのことに気付いたかのんちゃんは歌うことを決意します。そして可可ちゃんとのこれまで以上の絆を感じて、「かのんでいい」と言うのでした。

大会当日。客席は満員御礼。歌うと決めていても、「いざというとき」「人前」という条件に加え、重圧がのしかかります。しかし不安なのはかのんちゃんだけではなく。可可ちゃんも震えていたのでした。

ここで照明が落ちる! いったい誰安名すみれの仕業なんだ!? 回復の兆しは見えず、ざわめく客席。そこで機転を効かせた千砂都の活躍により、ブレードの光が舞台を照らし出しました。それを見てかのんちゃんは確信。「歌える!」

照明の回復と共に、かのんちゃんは高らかに歌い出しました。ここに至って弱点を完全に克服したとみていいでしょう。そうとなれば歌声は完璧なスバラシイコエノヒト澁谷かのん、会場を見事に魅力してみせたのでした。

その結果、「クーカー」は1位こそ逃すものの新人特別賞を受賞。スクールアイドル部の設立が認められないかもしれないと言いつつ、可可ちゃんと一緒に歌い踊れたのでそれでもいいという言葉で幕を閉じます。

今回のかのんちゃんも色々な表情を見せてくれました。たこ焼きと服屋のシーンはコミカルに、しかし涙の場面はシリアスに。泣いてるの見たらこっちまで泣いちゃいそうでほんとだめでした。最後は可可ちゃんと共に笑顔で締めくくれてよかったです。大転倒の予想もありましたからね......。

あと前回の記事で「かのんちゃんが歌った歌はエンディングなのか」みたいなことを真面目に考察していましたが、まだ歌ってすらいませんでした笑 メロディ覚えられないんです......。

泣かせに来ぅ来ぅ唐可可

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「クーカー」とは何ぞやという視聴者の疑問でしたが、大方の予想通りやはりユニット名でした。可可のクーのかのんのカーでクーカー。かのんちゃんは微妙な反応でしたが私は好きです。シンプルだし可愛い。

そして何故かブレードまで用意。後の描写も鑑みるに多分100本は仕入れてたっぽい。前回の山車といい、クーカーの看板といい、一体どこから予算を......。まさか黒幕

歌えないかのんちゃんに「歌わなくてもいい」と言いきったのは本当に優しい。可可ち
ゃんは絶対に歌ってほしかっただろうし、自分の負担も増えるのに、それでもこう言える優しさが唐可可のいいところです。

そして遂にその存在が明るみに出たサニパことサニーパッション。可可ちゃんはサニパのファンどころか、日本に来たきっかけなのでした。家には開けてない段ボールが大量にあるにも関わらず、最優先でサニパの絵を飾るほどの大ファン。2人を紹介するときは早口となり、名前には「様」付け、正座して敬服しきる、尊い発言など、完全に魅入られております。そして完全に優木せつ菜*1ポジである。そして大会で1位をとるだろうと躊躇いなく断言。かのんちゃんと千砂都ちゃんにツッコまれてようやく事の重大さに気付いて「あ ゙ーーーーー↑(ジャンジャンジャンジャン)」サニパのことになるとポンコツ化する模様。そういうところが可愛いYO

あとさり気なくお姉様がいることが判明。名前が気になるー。妹がココアなら姉は......唐茶茶とか? しっくりくるようなこないような。

でもやっぱりかっこいいときはとことんかっこいい可可ちゃんであります。自分が足を引っ張っているというかのんちゃんを口説き落としてみせました。しかし、勉強ばかりして生きてきたからこその体力不足だったとは……。それけっこうつらみ。

今回のハイライトはやはり舞台の上で震えているところ。今まで明るく元気に前向きに振る舞っていた可可ちゃんが、自分に「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせている。これは流石に泣きましたよ。そしてこんなときにも日本語なのって、本当に日本のことが好きなんだなーって思ってもう。

だからこそ、可可ちゃんが考案したブレードが可可ちゃん自身を助けた演出はマジで最高でした。本気で大好きを貫いたからこそ、「クーカー」として2人で歌うことができたんだと。

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真面目に語った後にぶっこみますがタコを頭に乗せてるの好き。

機転ましまし千砂都ちゃん

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千砂都ちゃんがいてくれてよかったー! というのが全てです。歌だけでなく踊りが完全したのは紛れもなく千砂都ちゃんのお陰だったし、2人だけの時間を用意するという気遣いもできるし、そしてなんといっても咄嗟に100本くらいあるブレードを配れる機転の効きようと言ったら。是非スクールアイドルやっていただいて......。

しかしそこは嵐千砂都、スクールアイドルに興味があることは認めつつもダンスのために辞退しました。彼女も彼女で本気でやらなきゃいけないことがあるのでしょう。前回かのんちゃんに先回りされたときの苦笑いの意味も分かりましたね。

それでも友達を本気で応援するのが彼女の良さです。歌う2人を見る千砂都ちゃんの潤んだ目を見て完全にもらい泣きしました。あの顔はずるいです。もうどんな思いで見てたんだろうって。どうもこじれる展開が無さそう......。

あと好きだったのはかのんちゃんの写真撮る場面。直近の写真がちゃっかりマンマルで笑った。あと幼馴染の写真を勝手にアップしてバズろうとすな。

平安名すみれ、本格始動。

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前回まで、出番が少ないのに強烈な存在感を放っていたすみれさんですが、今回から本格的に活躍を始めました......ネタキャラとして!

まず前回の高速キョロキョロ鼻クリーム美味しそうムーヴは、案の定というかスカウト待ちだったと判明しました。スカウト待ちって本当にあんな感じなんですか。

そしてスクールアイドルの大会にサングラスで登場。舞台を見ようとしてコードにつまずき照明を落とすという大やらかし。ただしこれは大会側にも責任があるような。

「やっちゃったったらやっちゃったわよ」と謎の呪文を唱えながら焦るすみれちゃん。アニメで独り言を言うのは珍しいことでもないですが、それにしても独り言が多いすみれちゃんでありました。すごくいいタイミングで電源を落として回復させるなど、陰のMVPだったりするのかもしれない。

2人の歌を聞いたすみれちゃんは大慌てで撤退しつつ......はい、いただきました! アニ
メ初ギャラクシー! 「この声がいいねと君が言ったから8月8日はギャラクシー記念日」字余り......と。次回予告でもさんざん暴れていたので活躍が楽しみです。

ミトメラレナイワァ......?

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一方、出番の多さが逆転したのが葉月恋様。歌えないかのんちゃんに対して嫌味を言ったものの、練習を重ねる2人や舞台の上で歌う2人を何やら微妙な表情で見ていました。何か思うところがあるのでしょうか......。ナズェミテルンデス!

そうそう、今回の『TinyStars』ってめっちゃ重要だと思っていて、なぜなら5人が同じ場所に揃うのは初めてなんです。曲名「小さな星々」というのはステージの上の2人だけでなく、まだどう動いていくか分からない残り3人のことも指しているのではないか、この舞台が「スーパースター!!」の始まりになるのではないかと......。そんなことを思っておりました。

サニパについて

サニーパッションズと予想したところズが余計でした。惜しい!

今回はサニパに関する情報が色々明らかになりました。まず神津島から生まれたということ。そして街頭モニターに映るほど有名だったのは既に知っていましたが、数年前の時点で上海にまで進出していること。メンバーは柊摩央と聖澤悠奈の2名です。なぜ急に大会に参加したのは謎です。大御所だったら何やってもいいと思うなよ。これから絡んでくるのでしょうか。

どうなる次回

これは確実にすみれちゃん暴走回ですね。今までけっこう真面目な流れでやってきたのでここらではっちゃけるのもいいかも。もしかしたらすみれちゃん加入もありえるのかもしれません。

次回の感想はこちら↓

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